風呂好きな日本人のとって浴室は重要な場所です。単なるからだの衛生のための場所ではなく気持ちをリフレッシュするための空間だと考えます。そのために庭をつくったり、インテリア空間として充実した内装をデザインしたりします。また、洗面所は朝夕の気持ちを切り替えるための場であり、風呂上りの余韻を楽しむ場です。さらに女性にはお化粧の場としても使えるようにデザインします。この二つの空間は広がりを感じられるように一体となるようにします。
 気持ちを切り替えるための洗面室



ガラスの洗面器やカウンターなどの素材の面白さや間接照明などの仕掛けで洗面という日常的な行為に対しての面白みを演出し気持ちを切り替えるような空間をつくります。

 くつろぎのための浴室



気持ちをリフレッシュするために庭をつくったり、インテリア空間としてタイルとカラーガラスブロックを組み合わせたりしてくつろぎの空間をつくります。浴室に大きな窓をつくるとき、プライバシーを守れるようにすることは必要ですが、浴室からの眺めを損なわないようにすることも必要です。